その他今月読んだ児童書

ブラック・ダイヤモンド3 (フォア文庫)

「ブラック･ダイヤモンド」第３巻。灯花理が以前母親といた家に、今は陽坂くんの一家が住んでいることがわかりました。そこで出会った陽坂くんの兄の峻さんがなんと魔女ばあちゃんに気に入られて、灯花理の家庭教師として屋敷に出入りすることになります。さらに美影も峻さんに一目惚れして、灯花理の周囲は一層どろどろしてしまいました。
峻さんはせっかくのイケメンなのにケモナーで、フェレットのくるこんにしか興味がありません。美影の恋の行方が心配です。

夢見の猫 風の犬宮 (くもんの児童文学)

平安末期が舞台。猫の化け物と犬神筋の少年と蠱毒使いの弟子を殺し合わせて〈究極の蠱毒〉を作ろうとするという、恐ろしく血なまぐさい設定の話です。

怪盗レッド（６） 偽レッド、あらわる☆の巻 (角川つばさ文庫)

「怪盗レッド」６巻。偽物が出るという、お約束の展開ですね。

完訳　オズへの道　《オズの魔法使いシリーズ5》

みんなでオズマ姫のお誕生会に行く話です。

ペッパー・ルーと死の天使

１４歳で死ぬという予言を受けている少年が、運命から逃走する話です。彼は手始めに船長である父親になりすまし、船で逃亡を試みます。その後も彼は様々な人々の人生を乗っ取ります。主人公の立場がどんどん変わってしまうめまぐるしさが魅力です。