その他今月読んだ児童書

ぶたのぶたじろうさんは、ふしぎなちずをひろいました。 (ぶたのぶたじろうさん 10)

「ぶたのぶたじろうさん」もいつの間にか１０巻まで出ていました。

ハンナの記憶 I may forgive you

3.11と先の戦争を強引に結びつけたため話が散らかっていましたが、震災以後の日本人はゾンビであるという認識は興味深かったです。

魔界王子レオン 猫色の月と歌えないウサギ (つばさ文庫)

主要登場人物がランドルフ・カーターの血筋であるという設定なので、そういう話です。いあいあ！

夜の小学校で

小学校の夜警がいろいろな動物や化け物と交流する話が収められている掌編集です。

完訳　オズのチクタク　《オズの魔法使いシリーズ8》

オズの第８巻。既視感のあるシーンが出てきますが、訳者あとがきでそうなるに至った大人の事情が解説されています。

トールキンのホビットイメージ図鑑

トールキン自身による『ホビットの冒険』のイラスト集。緻密な風景描写とユーモラスな怪物たちの描写の両面から、作品世界の奥深さを味わえます。

極貧!セブンティーン

貧困に対する認識が甘すぎ、鬱病に対する認識が甘すぎ、欠点を挙げればきりがないひどい作品でした。理論社が信頼を取り戻すためにはいい本を出すしかないのに、こんなものを出しているようでは救いようがありません。