2025-09-15 『さよならのたからばこ』(長崎夏海) 児童書・国内 さよならのたからばこ作者:長崎夏海理論社Amazon島から東京に引っ越すことになった小学二年生の美波ほ、集会が嫌いな洋生がおわかれ会に来てくれなかったことを寂しく思っていました。部屋になにもなくなったこともあり、心の中までからっぽになったような寂寥感にさいなまれます。 でも、家の外に出るとすぐに洋生に出会いました。洋生は「ジョセフィーヌ」なるひとを探していて、美波もそれに同行します。 特別なことはせず、ふだんどおりの洋生と過ごすことで、 美波は満たされていきます。ピカピカのわたあめのイメージが美波の前途を祝福します。