その他今月読んだ児童書

獣の奏者(4) (講談社青い鳥文庫)

獣の奏者(4) (講談社青い鳥文庫)

やっと読み終わったと思ったら、続編が出てるじゃないですか。アニメ版もものすごくいい出来だし、まだまだ楽しませてもらえそうですね。
上橋菜穂子作品のよさのひとつに、専門職に就いている女性を魅力的に描いていることが挙げられます。その意味で理系女子エリンのかっこよさはもっと評価されていいと思います。「ネコ ムスビ」第5巻。「ネコ ムスビ」は「ナビ・ルナ」と違って集団ヒーローものだから、内部分裂で盛り上げることができるんですね。新たな太陽遣いの巫女の登場と玉ちゃんの離脱で急展開を見せてくれました。これは続きが楽しみです。
とびらをあければ魔法の時間 (新・童話の海)

とびらをあければ魔法の時間 (新・童話の海)

「すずめいろどき」って言葉を初めて知りました。
パラレルワールド (文研じゅべにーる)

パラレルワールド (文研じゅべにーる)

あまたのパラレルワールドを旅する今どきめずらしいガチ冒険SFです。表紙を見るに売る気があまりなさそうなんですが、がんばってもらいたいです。
ミステリアス・セブンス―封印の七不思議

ミステリアス・セブンス―封印の七不思議

第7回ジュニア冒険小説大賞受賞作。七不思議をめぐる学園ファンタジーです。佐竹美保の描く筋肉人間にはなんか独特の迫力がありますね。金原瑞人YAセレクション」。この第3巻で終了のようです。
魔法昔話の研究 口承文芸学とは何か (講談社学術文庫)

魔法昔話の研究 口承文芸学とは何か (講談社学術文庫)

ファンタジーの生まれるまで (作品を読んで考えるイギリス児童文学講座1)

ファンタジーの生まれるまで (作品を読んで考えるイギリス児童文学講座1)

児童文学における〈ふたつの世界〉 (てらいんくの評論)

児童文学における〈ふたつの世界〉 (てらいんくの評論)

夏休みなので、勉強用の本も何冊か読みました。