今月読んだ児童書

気がつけば一ヶ月更新をさぼってしまいました。とりあえず今月読んだ本だけ手短に紹介します。

魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシー

魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシー

クレストマンシーがいつの間にか2冊も出ていました。久しぶりにDWJの世界を堪能しました。でもまだ創元から出たやつも読まなければ。
IQ探偵ムー 春の暗号 (カラフル文庫)

IQ探偵ムー 春の暗号 (カラフル文庫)

「IQ探偵ムー」は既刊は全部読みました。こんな面白いシリーズを見逃していた自分の選書眼のなさをつくづく反省してしまいました。
悪霊セーファー亜里沙―水の呪いと天然少女

悪霊セーファー亜里沙―水の呪いと天然少女

「ミステリーYA!」の「満ち潮の夜、彼女は」に始まり、早見裕司理論社から本を出すのも4冊目になりました。なかなか先鋭的な倫理観を持っている人で、気になる作家になりつつあります。児童文学以前の作品も読んでみたいのですが、本屋や図書館でなかなかみつけられないんですよね。
ほろびた国の旅

ほろびた国の旅

1969年の作品の復刊です。大学受験に失敗した三木卓青年が、少年時代を過ごした1943年の満州にタイムスリップする話です。ひとつひとつの言葉が重いです。特に満州鉄道の特急「あじあ号」の車中で、新聞記者をしていた若き日の父親と問答する場面は読み応えがありました。
他には、はやみねかおるの新作2作とか、講談社の新人賞のやつとか感想を書きたいのはあるのですが、また後ほどということでご勘弁いただきたいと思います。