芥川賞、直木賞の候補が発表されました。やはりこのブログとして言及しておかなければならないのは、佐藤多佳子の名前が挙がっていることでしょう。森絵都に続いて佐藤多佳子が直木賞受賞ということになれば、その次はあさのあつこか……と妄想はふくらむばかりです。
露骨にひいきしてしまっていますが、YAが鳴かず飛ばずだった時代からこのラインの女性作家に注目してきた身としては、よくぞここまできたと感慨深いものがあります。
さて、現実問題として今回は受賞の可能性はあるでしょうか?他の候補者も実力者がそろっていますし、彼女が初ノミネートであることを考えれば難しそうです。しかし本の雑誌のベスト1に選ばれた勢いもありますから、そこそこの勝負はできるはずです。
直木賞を逃したとしても、むしろこれは前哨戦で本当の戦いは本屋大賞だという見方もありますし。しばらく話題はつきません。
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: 単行本
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