翻訳作品は今年は10冊程度しか読んでいないのですが、それでもいくつかの文学史に残るであろう傑作に出会えた幸運に感謝したいです。
まずはあのシリーズの完結編に触れないわけにはいきません。草思社の危機を乗り切ってやっと刊行された「世にも不幸なできごと」シリーズの最終巻「終わり」。三人の孤児をこれでもかとひどい目に遭わせてきたシリーズで、最終巻がハッピーエンドになるかバッドエンドになるかが注目されていました。結果はあのとおり。この世に生きるすべての世にも不幸な子供たちへの福音となる結末だったと思います。感想はこちら。
トラウマ児童文学界には新たなスターが誕生しました。アダム・ラップの「きみといつか行く楽園」です。感想はこちら。
- 作者: レモニースニケット,Lemony Snicket,宇佐川晶子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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- 作者: アダム・ラップ,代田亜香子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: ハードカバー
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