その他今月読んだ児童書

園芸少年

園芸少年

魚住直子による園芸部小説。
招福堂のまねきねこ―またたびトラベル物語 (学研の新・創作シリーズ)

招福堂のまねきねこ―またたびトラベル物語 (学研の新・創作シリーズ)

「またたびトラベル」の第2弾。質の高い美談でした。
緑瑠璃の鞠 (物語の王国 7 )

緑瑠璃の鞠 (物語の王国 7 )

没落したお姫さまの元にイケメンがやってきて援助を申し出たけど、そんなうまい話はないよねという話です。つらいことや悲しいことを忘れられるという魔法のアイテム緑瑠璃の鞠を通して人間の心の形に迫ろうとする面白い作品でした。久保田香里にはこの調子で時代ものを書き続けてもらいたいです。
事件かいけつ! マジすか?コンビ (講談社青い鳥文庫)

事件かいけつ! マジすか?コンビ (講談社青い鳥文庫)

西川つかさがひさびさに青い鳥文庫に帰ってきたのですが、なんかお上品になってるじゃないですか。下ネタとかつまらないオヤジギャグのない西川つかさなんて、期待はずれもいいところです。
ギャング・エイジ (講談社青い鳥文庫)

ギャング・エイジ (講談社青い鳥文庫)

マガジンに続いて青い鳥文庫でもワンピースが読めるようになりました。
グリム姉妹の事件簿1 事件のかげに巨人あり (創元ブックランド)

グリム姉妹の事件簿1 事件のかげに巨人あり (創元ブックランド)

グリム兄弟の子孫が探偵役になっておとぎ話の登場人物の事件を解決する話。影絵風の挿絵が面白かったです。
子どものための哲学対話 (講談社文庫)

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

史上最強の哲学入門書の「子どものための哲学対話」が講談社文庫落ち。でもこれは初めて読むのが若ければ若いほどいい本なので、できれば青い鳥文庫に入れていつでも子供が手に取れるようにしてもらいたいです。
群像 2009年 05月号 [雑誌]

群像 2009年 05月号 [雑誌]

今ごろ気がついたのですが、「群像」で講談社児童文学新人賞出身の樫崎茜と片川優子が短編を発表しているではありませんか。またも児童文学界から人材流出の危機か?いやそれよりも宇野常寛の短編が何をやってるんだか。「猫喫茶イッパイアッテナ」って……。