- 作者: 小松左京,堤直子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/08/10
- メディア: 文庫
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この作品が書かれたのはいつなのでしょうか。青い鳥文庫は1981年に出ています。わたしは小学校の国語の時間に習った覚えがあります。この話を知っている日本人はかなりの数にのぼるはずです。それを考えると愕然としますね。全然人類は進歩してないんですから。もうヨシコも立派な大人になっているはず。人類はいつ宇宙人に滅ぼされてしまうのでしょうか。
なんか話がシリアスになってしまったので、オチをつけることにします。
青い鳥文庫のサイトでこんな記事を発見しました。
小松左京先生の名作『宇宙人のしゅくだい』は、お子さんがまだ小さい頃(ちなみに先生のお子さんは私より年上)、寝物語に話してあげたのが元なのだ、とうかがった。
なんでも、最初は、『キャバレーしたきりスズメ』という話をふざけてしていたら、奥様の激怒をかい、あわててまじめに面白い話を作ったのだそうだ。
あのじんとくる『宇宙人のしゅくだい』の裏にそんなおポンチな秘話があったとは……。
でもそう言われると、なんだかその『キャバレーしたきりスズメ』という話の方がおもしろそうな気がしてしまう、わたし。
この父にして、この子有り、か。※キャバレーの意味を知らないあなたは、けっして親に聞いたり、調べたりせずに、そのまままっすぐ大きくなってね!
小松左京先生、あなたはそんなしょーもない理由で、日本中の子供にトラウマを植え付ける作品を作ったんですか。そんな秘話なら知りたくなかったです。でも、「キャバレーしたきりスズメ」の内容はぜひ知りたい。