- 作者: 小野裕康
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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88年版ではラストで収拾がついていないのが難点でしたが、リメイク版では減速剤やホムンクルス計画など前にはなかったネタが繰り出され、さらに物語は混沌としてしまいました。しかしその混沌具合がこの作品の味になっています。読者置いてきぼりでも結構。まさか太巻きがキーアイテムになるとは思いませんって。
賛否はあるものの、幻の名作は復刊されました。しかしこれで小野裕康を伝説にしてしまうのはあまりにも惜しすぎます。伝説にならないためにも小野裕康にはぜひ書き続けてもらいたいです。