「悪魔のりんご」(舟崎克彦・文 宇野亜喜良・絵)

悪魔のりんご

悪魔のりんご

 お腹をすかせた悪魔がおなじくお腹をすかせた少女と出会います。悪魔は少女を食べたくて仕方がありませんが、直接殺すのはしのびなくある計略を練ります。自分が毒りんごに化け少女に少し食べさせ、少女が毒で死んだところを食べようという計画でした。でもことは悪魔の思惑どおりに進みませんでした。
 心洗われる美談です。それにしては登場人物の目つきが怖すぎるんですけど、それもまたよしです。