「ビッグTと呼んでくれ」(K.L.ゴーイング)

ビッグTと呼んでくれ

ビッグTと呼んでくれ

 劣等感にまみれたデブ少年がパンクバンドのスターに誘われてドラムをたたくお話。表紙がものすごい存在感を放っています。
 成長物語としては平板ですが、デブが体液をまき散らしながら奮闘するさまが壮絶でおもしろいです。パンクロックというカウンターカルチャーをうまく取り入れているのもポイントが高いです。まあまあよいYAでした。