「アンティークFUGA 1」(あんびるやすこ)

アンティークFUGA (1) 我が名はシャナイア (YA!フロンティア)

アンティークFUGA (1) 我が名はシャナイア (YA!フロンティア)

 骨董屋を営む両親が謎の失踪を遂げたため、親戚に引き取られることになった少年風雅。自宅を離れるのがいやだった風雅は、偶然父親にもらったお守りを発動させ、どんな願い事も叶えてくれる木霊を召還してしまいます。風雅の願い事は「ぼくのお兄さんになって!……ここで一緒に暮らしてほしいんだ!」。こうして風雅は木霊とふたりで骨董屋を切り盛りしていくことになりました。
 美少年分が多すぎて食傷してしまいました。いや、問題は多さではなく、描写法です。わざとやっているか作者の描写力が不足しているのか知りませんが、やたら「美しい、美形だ」と連呼するのがくどくて辟易してしまいます。
 そんなわけで途中で躓いてしまったので、この作品がおもしろいのかどうかわたしにはわかりません。あんびるやすこ作品は初めて読みましたが、ほかのもこんなんなんですかね。