「風の館の物語2」(あさのあつこ)

風の館の物語(2) (文学の扉)

風の館の物語(2) (文学の扉)

 話があまり動いていないので書くことがありません。「バッテリー」や「NO.6」に代表されるように、あさのあつこのシリーズものはなかなか話が進まないことでおなじみです。物語の筋より人物の心の動きを追っていくタイプの作品なのでそれはそれでいいのですが、これでおあずけはつらい。ある程度まとまってから一気読みした方がいいかもしれません。